2008年06月01日

あまりにも急すぎる

ぽかぽか陽気のなか2時間かけて千葉県の露天温泉へ。日曜だというのに人がほとんどいない。ほぼ貸切状態だった。湯船から出てしばらくたつと体中に白い塩が浮かんでくる。塩分濃度がかなり高い温泉なのだろう。

金曜日の夜に出版社のOさんから連絡が入った。「僕の細道さん、すみませんが、校正を月曜日までに戻していただけないでしょうか。」

通常、出版に際しては、初校、再校、三校、校了のプロセスがとられている。でも、発売予定日が遅れに遅れているのでこれで校了としたいらしい。「えっ、でも、そんなぁ、あまりにも急すぎる...」

日常生活の延長線上で、書いたり、読んだりすることができない。気持ちを切り替え、とことん集中できる環境に自分を追い込まないとできない。全身全霊を唯一捧げることができる場所が、自宅でも図書館でも喫茶店でもなく、温泉なのである。本当なら、文豪気分になれるような信州とか東北の鄙びた秘湯宿に行きたいところなのだが。

油性ペンと原稿を湯船に持ち込み、目を皿にして読む。のぼせてきたらあがって再び原稿に目を通す。体が冷えてきたら湯船に浸かり再び原稿に目を通す...この繰り返し。

だが、まだ、終わらない...焦ってきた...

posted by 僕の細道 at 20:59| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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